vol.21「幕末純情伝 〜黄金マイクの謎

[作]つかこうへい  [演出]渡辺和徳
[出演] 高野愛・新澤明日・藤原儀輝・友部康志・玉一祐樹美・宮迫誠・菊地歩・芝原れいち / 天夜叉・長谷川樹莉亜

[殺陣] 西本良治郎(ジャパンアクションエンタープライズ)

[日程]2024年11月6日[水]〜10日[日]
[劇場]王子小劇場
[席種]自由席(ご来場順のご入場となります)

[前売料金]4,000円(★平日割)/4,300円(土日)/学生 2,500円(全日程)
[当日料金]一般 4,500円/学生 2,500円(全日程)/U-18(18歳以下)1,000円

※学生チケットは、公式サイトのみのお取扱いです。
U-18チケットは、当日券のみとなります。満席の場合はお入りいただけませんので、ご注意ください。
※学生証等、在籍や年齢が分かるものをお持ちください。

11/6
[水]
7
[木]
8
[金]
9
[土]
10
[日]
14:00★13:0013:00
19:00★19:00★19:00★18:00
受付開始=開演1時間前、開場=開演30分前

全公演終了後、収録配信を予定しています。詳細は決定次第、このページでお知らせいたします。

ABOUT

 つかこうへいに師事したメンバーによって結成された、9PROJECT。結成10周年の節目に上演するのは、言わずと知れたつかこうへいの超人気作「幕末純情伝」です。

 1989年に平栗あつみ・西岡徳馬主演でPARCO劇場にて初演。沖田総司は女だった、という突飛な設定を軸に幕末の動乱を描く本作ですが、登場するのは一癖も二癖もある人物ばかり。しかし時代に翻弄され、男たちに翻弄され、労咳による血を吐きながらも必死に生きようと戦い続ける女・沖田総司の姿は、今もって大きな感動を与えてくれます。

 しかも今回上演するのは、今やほとんど上演されることのなくなった初演版の「黄金マイクの謎」です。後年の脚色がないからこそ、つかが「幕末」で描こうとしたものが何だったのか…その“原点”がここにあります。

 そして今作では、元つか劇団の俳優に加えて、様々な劇団から俳優たちが集まってくれました。つか劇団俳優9PRO常連ワークショップからの新規ご参加…そして、大衆演劇の世界から天夜叉さん・長谷川樹莉亜さんの2名をお迎えいたします!

 「寝盗られ宗介」「つか版・忠臣蔵」と、過去2回のコラボ公演を経て、つか作品と大衆演劇との相性の良さは感じているところ。つかこうへいの代名詞の一つとも言えるこの作品の中で、どんな活躍を見せてくれるのか…私たちも楽しみです。

 これまで70〜80年代のつか作品に挑戦し、つかこうへいの原点を見つめ直してきた9PROJECTだからこそできる、原点にして新たな「幕末」の始まりです。

今作の殺陣師に、JAEの西本良治郎さん!

 往年の日本映画で殺陣師として活躍し、現在はジャパンアクションエンタープライズの副社長を務める西本良治郎さん。つかさんとの仲も深く、北区つかこうへい劇団時代からお世話になってきました。9PROJECTでは「二代目はクリスチャン」の時に初めて殺陣師としてご参加いただき、リアルながら見栄えのする、ヤクザらしい立ち回りを作っていただきました。今作ではどんな立ち回りが見られるのか…こちらもご期待ください!

STORY

時は幕末。新たな時代を夢見て戦う新撰組の中に、一人の女がいた。
名を、沖田総司。

赤子の頃、五津川の河原に捨てられていた彼女は、勝家に拾われ、海舟と兄妹同然に育ってきた。
しかし、ふとした頃から勝家を出奔することとなり、追手から逃げる中で新撰組と出会う。
学も剣の腕もないが、明るく陽気な隊士たちに心癒される、総司。
そして総司は、土方を愛するようになっていく…。

しかし、世は動乱の時代。
隊士たちが次々と倒れる中、総司は自分を受け入れてくれた新撰組のために、人を斬り続ける。
そしてついにその刃は、時代の寵児・坂本龍馬へと向かうことになる…。

龍馬「ええか、総司、よく覚えとけや。国とは、女のことぜよ。日本とは、おまんの美しさのことぜよ。明日とは、男と女が見つめ合う、熱い眼差しのことぜよ。国とは、男と女が愛おしく思い合う意思のことぜよ。その強い意思があるかぎり、国は滅びん!」

CAST

高野 愛

新澤 明日

藤原 儀輝

友部 康志

玉一 祐樹美
(劇想からまわりえっちゃん)

宮迫 誠

菊地 歩
(扉座)

芝原 れいち
(劇団イン・ノート)

天夜叉

長谷川 樹莉亜
(劇団駒三郎)

TICKET

ロゴ画像

販売手数料・送料無料で、どこよりもお安くお求めいただける9PRO直販! キャスト写真入りの特製チケットをお届けいたします。

購入ごとにポイントもつくお得な公演サイト!電話予約もご利用いただけます。

電話予約:0120-240-540(平日 10:00〜18:00)

決済方法がどこよりも豊富な、ご存知チケットぴあ! ご予約以外のサービスも充実しています。

MAP

王子小劇場

JR・東京メトロ「王子駅」
JR北口より徒歩5分
地下鉄4番出口より徒歩3分

東京都北区王子1-14-4-B1
URL:https://www.en-geki.com

*駐車場・駐輪場はございません
*公演についてのお問合わせは、9PROJECTまでお願いいたします。

STAFF

作=つかこうへい
演出=渡辺和徳

舞台監督=久保田智也
照明=清家玲子
音響=内藤勝博
題字=荒井理紗子(Instagram
制作助手=岩崎琴子

協力=(株)つかこうへい事務所 / (一社)日本文化大衆演劇協会 / 劇想からまわりえっちゃん / 劇団イン・ノート

殺陣/西本良治郎(ジャパンアクションエンタープライズ)

演出/渡辺和徳

1978年、東京都生まれ。
北区つかこうへい劇団に入団後、つかこうへいに文才を認められ、氏のもとで作・演出を学ぶ。
2003年、少年隊ミュージカル PLAYZONE「Vacation」で脚本業を開始。以降、演劇作品の脚本、演出を数多く手がける。

【つかこうへい原作作品】
「二代目はクリスチャン」「広島に原爆を落とす日」「弟よ!」「愛人刑事」「龍馬伝」などの構成、脚本を担当。
つかこうへい作品の演出は多数。

【主な脚本作品】
◇青山劇場「SAMURAI 7」「女信長」(原作/佐藤賢一)
◇明治座「神州天馬侠」(原作/吉川英治)「大江戸緋鳥808」(原作/石ノ森章太郎)
◇新国立劇場「AZUMI 幕末編」(原作/小山ゆう)
◇Zeppブルーシアター六本木「あずみ〜戦国編」(原作/小山ゆう)など。